宮城県と山形県にまたがる蔵王エリアは、蔵王連峰をはじめとした見どころが盛りだくさん！天候によって色が変わる「御釜」、秋は紅葉の絶景スポットとしても有名です。「蔵王ロープウェイ」「蔵王エコーライン」から見る秋の紅葉は心を和ませてくれます。

会津磐梯山は「会津富士」と呼ばれ、綺麗な山。1888年磐梯山頂北側が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こし、川がせき止められ、数百もの湖沼ができました。桧原湖、秋元湖、小野川湖、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群が「五色沼」です。季節、時間によっても湖沼の色が変わり、散策を楽しむことができます。磐梯山、五色沼エリアは、自然風景、温泉など見どころがいっぱいです。

秋の那須は、美しい自然景観が一段と魅力的に輝く季節です。紅葉が山々や湖畔を彩り、豊かな色彩が目を楽しませます。特に那須高原の広がる牧場では、牛や羊たちが秋風に吹かれてのびのびと過ごし、のどかな風景が広がります。温泉地としても知られ、秋の訪れに温泉で温まりながら、紅葉を愛でるのは格別のひととき。地元の食材を活かした料理も楽しめ、秋の味覚が豊かに味わえます。那須の秋は、心地よい涼しさと自然の美しさが調和し、訪れる人々に静かな幸福感をもたらします。

写真提供：宮城県観光プロモーション推進室

①蔵王エコーライン

山形県と宮城県をつないで蔵王連峰を越える全長約26kmの山岳道路、9月下旬頃、道路の両側に立つブナやカエデ、もみじなどが赤や黄色に染まりはじめ、10月中旬に紅葉の見ごろを迎えます。赤や黄色に燃える紅葉と絶景を楽しめます。

写真提供：宮城県観光プロモーション推進室

②不動滝

滝見台は海抜700ｍに位置し、不動滝とその上にかかる地蔵滝、そして三段の瀑布を作って澄川に注ぐ三階滝を眺めることが出来る絶好の景観ポイントです。秋はまばゆいばかりの紅葉が十分に目を楽しませてくれます。

写真提供：宮城県観光プロモーション推進室

③遠刈田温泉

古くから湯治場として親しまれ、開湯400年以上の歴史を持つ遠刈田温泉。2つの公衆浴場、立ち寄り湯、足湯があり、気軽に温泉を楽しむことができます。前頭の赤い放射線状の模様ときれいな花の模様が特徴的な遠刈田こけしも有名です。

写真提供：宮城県観光プロモーション推進室

④長老湖

長老湖は南蔵王の名峰不忘山のふもとにある湖で、湖面に山の姿を写すことでも知られる一周２㎞の神秘的な美しい湖です。辺りは一面につづくブナの林と深い峡谷を刻む横川の清流に彩られています。紅葉の秋が特に美しく、季節ごとに咲く花も楽しめます。

■秋号（2023.10）～みちのく秋色旅　蔵王（宮城県）

①蔵王ロープウェイ

総延長1,787m、蔵王温泉にある「温泉駅」と「鳥兜駅」を所要時間7分30秒で結んでいます。蔵王温泉街や山形盆地などを眺めながら、標高1,387mの鳥兜山頂まで行くことが出来ます。山々を一望でき、360度の大パノラマを楽しめます。

②ドッコ沼

標高約1,400mの蔵王中央高原にある神秘的な池。日差しによって水が青色やエメラルドグリーンに変化し幻想的です。ドッコ沼畔には、ブナ林のなかにテーブルや椅子があり、昼食、昼寝、のんびりとくつろぐことができます。秋はまばゆいばかりの紅葉が十分に目を楽しませてくれます。

③蔵王温泉

豊富な湯量と強酸性の硫黄泉が特徴の蔵王温泉。温泉街のそこかしこに湯気が立ち上っており「美肌の湯」とも呼ばれます。「上湯」「下湯」「川原湯」という3つの共同浴場があり、湯めぐりするのにも便利です。

④お釜

標高約1,600m級の山々が連なる蔵王連峰の蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の３峰に抱かれた蔵王のシンボルです。季節や気象、気温、時間などの条件により湖水の色が変化、エメラルドグリーンの水の輝きは、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気が楽しめます。

■秋号（2023.10）～みちのく秋色旅　蔵王（山形県）

■秋号（2023.10）～みちのく秋色旅　蔵王（福島県）